「ねんねトレーニング」という言葉を聞いたことがありますか?
略して「ネントレ」とも呼ばれるこのトレーニングは、子どもが一人で眠ることができるようにするためのトレーニングです。
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一人で眠る習慣がつかない
抱っこをして寝かせている
授乳しながら寝かせている
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このような人をよく見かけます。
子どもの睡眠時の悩みは多くありますが、中でもこの「寝かしつけ」に関する悩みが多いのではないでしょうか。
こんな方におすすめ
- スッと寝てほしい
- 一人で眠れるようになってほしい
という思いをお持ちの方必見です。
現役保育士として数々の子どもを眠りにつかせた、別名「眠り姫」の筆者が子どもが絶対寝てくれる寝かしつけ方おうを伝授していきます。

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抱っこじゃないと寝ない
眠りが浅くて30分で起きてしまう
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こういった子を多くみてきましたが、今では全員が一人で眠れるようになりました。
ネントレの効果は絶大です。
現役保育士の寝かしつけ方を知りたい人必見です。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
ネントレって何?
そもそもの「ネントレ」についてご紹介していきます。
ネントレは「ねんねトレーニング」の略で、赤ちゃんが一人で入眠することができるようにするトレーニングのことを指します。
赤ちゃんが病気やおむつが濡れた時など、特別な事情を除き、夜中に目が覚めても再び一人で入眠することも「ネントレ」に含まれています。
ネントレを行うことで赤ちゃんが一人で眠ることに対してのメリットは多数あります。
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- 大人の手が空く
- 赤ちゃんにとって正しい生活リズムを作り上げることが可能
- 睡眠の質が高まる
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ネントレをすることは大人だけでなく、赤ちゃんにとってもメリットがある行為。
実際のやり方を確認して、ぜひ実践してみてください。
始める時期
ネントレを開始するおすすめの時期は生後4〜6ヶ月です。
この時期になると赤ちゃんの生活リズムが少しずつ整い、夜に長時間眠る習慣がついてきます。
新生児の時は24時間中16時間以上は眠っていますが、生後4ヶ月を過ぎるとお昼寝の回数も3〜4回程度に落ち着いてきます。

睡眠のリズムが少しずつ変わってくる生後4ヶ月が一番ネントレを開始するのにおすすめの時期になってきます。
幼少期にネントレを行なっていくことで幼児期になっても一人で入眠することが可能です。
生後4ヶ月時期の頃はガッツリネントレを行うのではなく、徐々にネントレへ移行する準備段階だと思い、大人も意識してみてはいかがでしょうか。
スタート時期におすすめなのが生後4〜6ヶ月なだけであり、もっと遅くてもネントレは可能です。
幼いうちは不安だからそばで見守りたい、という人もぜひ今のうちからネントレ方法を確認しておくことをおすすめします。
やり方
「気にはなるけどネントレの仕方がわからない」という人も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんを眠りにつかせる前にしておくべきルーティーンがあります。
- 同じ時間に寝室に行く
- 空間を暗くする
- 優しい声で話しかける
- 「寝る部屋」専門の寝室をしっかり用意
ネントレを行う前に上記4つは意識しておきましょう。
まだ充分に理解することができない月齢でも、寝室の薄暗い部屋に入り、ママとパパの優しい声を聞いたら「眠る」ということが理解できるようになります。
ネントレを始める前の基礎中の基礎です。
この4つは意識しておくことが重要です。
また、生後4〜6ヶ月の時期の子にするネントレ方法と1歳前後の子に行うネントレ方法は異なります。
月齢によっておすすめトレーニング方法が異なってくるので、ぜひチェックしてみてください。
生後4〜6ヶ月
まだ生後間もないこの時期は乳児突然死症候群の危険性があるので、赤ちゃんと同じ空間で眠ることをおすすめします。
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ネントレの方法としておすすめは「完全に眠る前にベビーベットに寝かせる」です。
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赤ちゃんがウトウトし始めた段階でベットに寝かせてみましょう。
最初は泣くのが当然です。
優しくお腹をとんとんし、身体中を撫でてあげてください。
ここで注意点が一つ。
どんなに泣いていても抱き上げることがせず、トントンだけ行ってください。
赤ちゃんは心地い揺れを感じることで入眠効果をあげていきます。
抱かれることでその心地よさを覚えてしまい、抱っこでないと眠れなくなってしまう可能性があります。
ネントレを早めに行った方がいいのもこの理由から。
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泣いたら抱いてもらえるという抱き癖はネントレの禁物。
トントンや撫でる程度にし、一人で入眠することができるようにしていきましょう。
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1歳前後
1歳前後でネントレを開始するときにおすすめな方法は「泣かせっぱなしにする」です。
緊急時以外は泣かせっぱなしにしておきましょう。
1歳前後とはいえ、乳児突然死症候群の心配はつきもの。
やはり様子は確認しておきたいですよね。

ですがその物音で起きてしまう可能性も。
そんなネントレ方法を検討中な人におすすめなのがこの「ベビーモニター」です。
自動追跡や遠隔での操作も可能なため、赤ちゃんの様子がすぐに判断できること間違いなし
「泣かせっぱなし」のネントレを行う人は持っておきたい商品です。
ネントレのコツ3線
ネントレを始めようと思ったものの、うまくいかずに結局抱っこ寝をさせてしまう
そんな経験もあるのではないでしょうか。
ここからはネントレをスムーズに行うことのできるコツを3つご紹介していきます。
具体的な方法から、精神的な気持ち面まで丁寧に解説していきます。
ネントレがうまくいかない人こそ今晩から試してほしいテクニックをご紹介します。
泣かせっぱなしにする
ネントレの基本中の基本の「泣かせっぱなし」
実践してみようとするものの、大好きな我が子の泣き声を聞き続けるのは精神的にも辛いものがありますよね。
ですがそこで耐えるのがママとパパの大事な仕事。
小さい時期は泣き疲れて眠ることがほとんどですが、1歳近くになると泣いたところで誰も来ないということがわかり、スムーズに入眠してくれるようになります。
泣かせっぱなしのメリットは睡眠時だけでなく、日常生活でも起こります。
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自我が芽生える2歳の頃、「泣いたら◯◯してもらえる」という発想が起こりがちですが、泣かせっぱなしのネントレをしておくことで、泣くという方法以外で気持ちを主張してくれるようになります。
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イヤイヤ期の頃の自我の芽生えは子どもの成長においても大事な時期。
泣かずに言葉で思いを伝えてきてくれるため、大人も対応しやすかったり、子どもの精神の安定にもつながります。
睡眠時だけでなく今後の成長過程においてもメリットの多い泣かせっぱなし。
赤ちゃんも頑張っている場面です。
ママとパパも一緒に頑張りましょう。

泣かせっぱなしは同じ空間にいない方が有効的!
部屋から出てしまうと赤ちゃんの様子が全くわからず不安な人は先ほどもご紹介したベビーモニターがおすすめ!
同じ空間で眠る
2つ目のコツは「同じ空間で眠る」です。
同じ空間なだけであって、眠る場所は異なることを指します。
ママとパパは大人用のベット、赤ちゃんはベビーベットで眠るのが想像しやすいのではないでしょうか。
同じ空間にいることで目を離す心配もなく、安心して眠ることが可能です。
ですが赤ちゃんは音や光に非常に敏感。
眠りを妨げないためにも、赤ちゃんが完全に入眠するまでは光を消し、携帯電話等もつけずにいた方がいいでしょう。
ウトウトしたときにベビーベットに寝かせる
生後幼い時の初期段階のネントレで有効的な方法です。
赤ちゃんを抱っこしておき、完全に眠る直前でベットに寝かせておきます。
「眠いかも」という段階のため、0からのスタートよりはすぐに眠りにつき、泣く時間も短くなります。
ベビーベットに横になったら眠るという構成が出来やすいため、比較的初歩の段階で行うことのできるネントレです。
効果的な寝かしつけ方法
現役保育士が実際に行っている効果的な寝かしつけ方法を伝授していきます。
関東某県内1番のマンモス保育園でたくさんの保護者から相談を受けた「寝かしつけの方法」
この5つを試して寝かしつけ問題が解決しなかった例はありません。
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有料級の情報です。ぜひチェックして試してみてください。
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トントン
これは赤ちゃんを寝かしつける時に多くの人が行う方法なのではないでしょうか。
「トントン」と一言で表してもさまざまなトントンの方法がありますl。
とくにおすすめなやり方と流れをご説明していきます。
[st-mybox title=”おすすめなやり方” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 子どもを横に寝かせ、胸〜お腹あたりを優しくトントンする
- 高速でトントンする(1秒3トントンくらい。)
- 子どもが落ち着いてきたあたりでゆっくりなトントンに戻る
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この3つの手順は特におすすめです。
ポイントは「スピード差」
最初にゆっくりなスピードでトントンを行い、次に早く行う。
このスピードの差で子どもは眠る体勢になります。
そしてウトウト始めたところでまたゆっくりにする。
このポイントを押さえて、眠らなかった子はいません。
現役保育士おすすめなトントンのやり方になるのでぜひ挑戦してみてください。
眉間を撫でる
次におすすめな方法が「眉間を撫でる」です。
目の近くにある眉間を撫でられることで子どもは目を閉じます。
そのまま優しく触ってあげることで子どもは夢の中へ誘われていく方針です。
同時に行った方がいいのが「トントン」
眉間を片手で触りながら、もう片方の子は胸〜お腹にかけてをトントン
どうしても寝ない子に対し、1体1で寝かしつけを行う時の最終手段です。
現役保育士が実際に毎日行っている方法です。
眉間を触られることを嫌がる子がいる場合、頭や足もおすすめです。
撫でられることで安心感が増し、子どもは眠る体勢に入っていきます。
現役保育士の最終手段、ぜひ使ってみてください!
オルゴールを流す
これは保育園でよく使っている手法なのですが、「オルゴールを流す」のも有効的です。
ここで大切になってくるポイントは「毎回同じ曲を流す」ことです。

など、毎日変えた音楽を流してしまっては効果が半減してしまいます。
子どもがそう思えるような曲やメドレーを決め、毎日寝る前に流してみてはいかがでしょうか。
寝室をしっかりと作る
寝る場所を固定するのもおすすめです。
「固定って?」と思われる人も多いのではないでしょうか。
「毎日同じ場所で寝ている!」という人がほとんどですが、これは少し異なる意味合い。
「寝室は寝る場所」というイメージを作るということが重要です。
寝室で遊んだり、ご飯を食べたりしたら「ここで遊んでいいんだ、まだ起きていていい場所だ」というイメージが子どもにもついてしまいます。
大事なのはメリハリ。
ここは寝る場所!という寝室を作っておくことにより、幼いながらに子どもも寝室に行くことで寝るモードに突入していきます。
部屋数があり、寝室を別で用意することができる人にとっては有効的なポイントです。
今からでも遅くはないので、ぜひ取り入れてみてください。
時間を固定する
眠る時間を固定しておきましょう。
生後間もない赤ちゃんの時は寝るのが仕事のため、時間を固定するのは難しいもの。
ですが生後半年を過ぎるとまとまった感覚でお昼寝や夜の睡眠をとってくれます。
特別な事情がある場合を除き、「◯時になったら就寝!」という時間を決めておくことで赤ちゃんの体内でもリズムができます。
この体内リズムは特に幼いうちから身につけておきたいポイント。
実際にこの記事を読んで「今から取り入れたいけど、もう少し早く寝てほしい」
そう思う人も多いはず。
[st-mybox title=”おすすめ取り入れ方” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
1週間くらいかけて徐々に時間を早めていきましょう。
早める時間は10分程度。
じっくり時間をかけて早めていくことで子どもの体は順応に対応してくれます。
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時間を定めて、トントン&なでなでを行えば、正しいリズムで安定した睡眠が取れること間違いなし。
ぜひ今回ご紹介した5つのポイントを意識してスムーズな寝かしつけに挑戦してみてください。
まとめ
赤ちゃんの寝かしつけって難しいですよね。
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なかなか寝てくれない
抱っこじゃないと寝ない
夜泣きがひどい
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多くのママとパパの頑張りはよくわかります。
ぜひ、本記事でまとめた寝かしつけのコツを見て実践してみてください。
どの子もしっかり眠ってくれます。

そんな時はぜひメッセージでご連絡ください。
関東1番のマンモス園で多くの保護者の悩みを解決に導いた筆者が丁寧に答えていきます。
今日もお仕事に育児にお疲れ様です。
愛するお子さんは今日もママとパパの元に生まれてよかったと感じているはずです。
あまり無理せず、明日からも大好きなお子さんと楽しく過ごすことができますように♪
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