赤ちゃんが生まれる前に購入するものはたくさんありますよね。赤ちゃん用品の中でも必需品として大切になってくるものの一つに「抱っこ紐」が挙げられるのではないでしょうか。今回は関東のとある県内で一番のマンモス園で実際に勤務している筆者が、保護者の使用している抱っこ紐を徹底調査!多くのママが使用している抱っこ紐を調査し、最もおすすめすることのできる抱っこ紐を3つご紹介していきます。
初めての抱っこ紐購入、どれを買おうか悩んでいる人必見ですよ!ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
Contents
抱っこ紐を選ぶポイント
抱っこ紐を購入するときに大切になるポイントを5点ご紹介します。この5つを重視しながら選ぶのがおすすめ!自分にぴったりの抱っこ紐を見つけるためにも、ぜひ確認してみてくださいね。
- 肩、腰への負担感
- 着脱のしやすさ
- 安定性
- 機能性
- コンパクト性
腰、肩への負担感
抱っこ紐を選ぶ時に一番重要と言っても過言ではないでしょう。
抱っこ紐は赤ちゃんの全体重を腰と肩の2点で支えていきます。そのため、腰肩周りのクッション性や、重量感が削減される工夫がとられている抱っこ紐を選ぶことをおすすめします。
特に肩ベルトは超重要!幅が広すぎると通気性が悪く、熱がこもり赤ちゃんも大人も暑く抱きづらいことも。メッシュ素材+肩ベルトのクッション性が高いものがおすすめですよ。
着脱のしやすさ
着脱のしやすさを考えた時におすすめなのが前面にバックルがある抱っこ紐です。
咄嗟の時すぐに抱っこしたりおろしたりするためにも着脱のしやすさは重要ポイント!抱っこ紐の場合、前向き抱っこだとバックルが後ろに来てしまうのが難点。一人だと背面まで手が届かないため、抱っこしづらい思いをする可能性も。
ですが最近では前向き抱っこ用にバックルが前面に来ているものもあるんです。前面にバックルがある場合、抱っこ紐で赤ちゃんが寝た場合もすぐに降ろすことができ、泣かずに赤ちゃんを横にできる確率が増えるという結果も。
着脱のしやすさという観点でも、バックルの位置をよく確認してから選んでみてくださいね。
安定性
赤ちゃんを抱っこしたときの安定感は重要ポイント。抱っこだけでなく、おんぶや前向き抱っこをした時にぐらつきや不安定要素はないか要チェック!
のそれぞれ体型の異なる人がつけても安定感抜群だったそうだよ◎
機能性
抱っこ紐に機能性なんて重要?と思われる人もいるかもしれませんが、これが超重要!
あるととくに便利な機能性をご紹介します。
おすすめな機能性
- フード付き:日除け、眠ったときの頭揺れ防止
- ポケット付き:収納
- 反射テープ:夜歩く際に安心
- 前面バックル:抱っこする際に着脱が楽
- 成長に合わせて抱き方を変えられるか
以上の5点の機能性があるものをおすすめします。
コンパクト性
抱っこ紐にコンパクト性は超重要!赤ちゃんは常に抱っこしているわけではなく、ベビーカーに乗せたり歩いたりもします。使用しないときにコンパクトにまとめられるものがおすすめです。
使用しないとき、腰につけたままブランとさせるのは危険な行為。絶対にまとめられるものを選んでいきましょう。
抱っこ紐のタイプ
抱っこ紐には大きく3種類あります。
- 腰ベルトタイプ
- 肩ベルトタイプ
- ヒップシートタイプ
この3つ、それぞれおすすめな月齢と特徴が大きく異なるんです。それぞれの特徴、おすすめな月齢を確認していきましょう。
腰ベルトタイプ
腰ベルトタイプは子どもの体重を腰と肩の2点で支えるため、大人の負担が少なくなるのが特徴です。腰ベルトタイプには新生児から20キロ程度の子まで長く使用できる商品が多いのも嬉しいポイント。
長い間抱っこ紐を使用したい人や、長時間抱っこをする時に腰と肩を痛めないか心配な人は腰ベルトタイプがおすすめです。
メリット
- 肩と腰2点で支えるため、重みを感じづらい
- 長期間使用可能
デメリット
- 他タイプの抱っこ紐よりも高額になる可能性がある
肩ベルトタイプ
肩ベルトタイプは腰ベルトがないため、着脱の手間が少ないのがポイント。サッと着脱を行えるため、赤ちゃんが泣いてしまった時などにすぐ対応することができます。ですが腰ベルトがない分、肩で赤ちゃんの体重を支える必要があります。新生児期はおすすめの抱っこ紐ですが、大きくなると肩こりに悩んでしまう可能性も。
大きくなったら抱っこ紐を使用しない人や、サブの抱っこ紐として購入する人にとってはおすすめです。
メリット
- 安価な価格で購入可能
- 着脱が楽
デメリット
- 新生児期のみ対応可能な商品が多く、長く使い続けられない
- 肩に重みがいくため、肩こりになりやすい
ヒップシートタイプ
近年人気の高い抱っこ紐のタイプ「ヒップシート」をご存知でしょうか。ヒップシートとは抱っこ紐と異なり、赤ちゃんを支える紐がなく、ママの腰部分に乗る抱っこ紐のことを指します。
支えるのは腰になりますが、抑える紐がないためママの手で押さえる必要があります。子どもが小さいときは使用不可なものが多いヒップシート。おすすめなのは「2歳前後になり、抱っこをするのは重いけど抱っこ紐には子どもが入らない」というときにヒップシートで支えるという使い方です。
メリット
- 大きくなってきた子どもの抱っこが楽
- 腰で支えるため、肩こりの心配は不要
- 大きくなった子どもとの近距離でのスキンシップが可能
デメリット
- 新生児期は使用不可
- 子どもを支えるため、両手が使えない
現役保育士おすすめ抱っこ紐ランキング
現役保育士が多くのママからおすすめの抱っこ紐を徹底リサーチ!アンケートをとった上でとくに人気の高かった抱っこ紐を3つご紹介していきます。どれも抱っこ紐を選ぶときに重視するポイントである5つをクリアした超優秀抱っこ紐!今から抱っこ紐を購入する人は参考にしてみてくださいね。
1位:napnap
多くのママからの支持を受けたのは近年人気の高くなっている抱っこ紐ブランド「napnap」です。napnapは一人の男性が抱っこ紐をすることで腰痛に悩んでいる奥さんのために開発した抱っこ紐ブランド。実際に抱っこ紐を使用している人が「こんな抱っこ紐が欲しい!」という想いが込められた抱っこ紐のため、使いやすさや安全性は抜群!
napnapの最大の特徴は「新生児期から48ヶ月20キロまで使用可能」なとこ。新生児期は抱っこ紐として使用し、大きくなったらヒップシートととしても使用可能なんです。
ヒップシートにしてもコンパクトにまとめられ、マザーズバックにも入る大きさに。もちろん丸洗い可能なため、衛生面もバッチリですよ。
ポケットも3つ用意してあるのが嬉しいポイント。お散歩や買い物の際もポケットに貴重品を入れておけば手軽にいくことができますね。
ポイント
- 国が認めた安全のSGマーク認証抱っこ紐
- 抱っこ紐+ヒップシート
- 最大3つのポケット搭載
- 落下防止の安全ベルト付き
抱っこ紐「napnap」って実際どう?現役保育士が使い心地を徹底調査!
2位ベビービョルン ワンカイエアー
多くの人から支持を受けている「ベビービョルン」に新シリーズ「ワンカイエアー」が登場しました。
このワンカイエアーは背面がメッシュ構造になっている優れもの。赤ちゃんを抱っこした時に感じる熱気をメッシュ生地が逃がしてくれるため、大人も赤ちゃんも快適な構造になっているんです。
おすすめなのがワンカイエアーならではの形。自然なラウンド型になっているため、赤ちゃんとの密着度がアップ。新生児期でも安心して抱っこ紐を使用することができるんです。新ヘッドサポートも搭載し、赤ちゃんが眠ってしまっても頭が動くことなく快適に過ごすことができるようになりました。
新生児期におすすめな抱っこ紐ですが、大きくなっても使えるのがベビービョルンのすごいところ。新生児期〜15キロ3歳前後まで使用可能。これ一つで抱っこ紐を使わなくなる年齢まで対応することができますね。ヒップシートを使用しない家庭にはとくにおすすめの抱っこ紐です。
ポイント
- 2種類のメッシュ機能で通気性抜群
- 前面バックルで着脱が楽チン
- ファスナーを変えることで幅広い年齢まで対応可能
赤ちゃん連れ旅行の持ち物はこれ!先輩ママの「あったらよかった」をご紹介!
エルゴベビー OMNI360
昔から多くの人に愛されている人気の抱っこ紐メーカー「エルゴベビー」から 最上級抱っこ紐モデル「OMNI360」が登場しました。
メッシュ機能でできているため、通気性は抜群!赤ちゃんは体温が高いため、年中汗をかいていることも。通気性は重要視するポイントですね。
エルゴベビーも新生児期から48ヶ月、3歳ごろまで使用可能。独自開発の立体バケットシートを搭載しているため、付属品なしでも赤ちゃんの阿蘇が自然なM字になるんです。股幅も3段階に調整可能。この股幅3段間調整はエルゴベビーならではの特徴のため、成長に合わせて足の形を整えてあげたい人におすすめですよ。
ポイント
- 安心のSGマーク取得
- ベビーウエストベルト付きで赤ちゃんの落下を防ぐ
- 腰ベルトにつけられるミニポーチ付き
今ならここからの注文で最大15,400円OFF!お得に買い物できるのはここからだけなので気になる人は要チェックです!
まとめ
おすすめの抱っこ紐を3選ご紹介しました。3つだけと少ない個数ですが、少ないからこそ本当に人気のものがお分かりいただけたのではないでしょうか。
実際に1,000人以上の子どもを保育してきた筆者も納得のいく抱っこ紐ばかり。先輩ママも「こんなのがあればよかった、こんな抱っこ紐を探していた!」という声を集めた抱っこ紐になっています。
抱っこ紐は決して安い買い物ではないですが、生まれたての新生児期から3歳ごろまで長く使えるものばかり。
今回紹介した3つはどれも保育士である筆者がおすすめできる抱っこ紐なので、ぜひ検討してみてくださいね。